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Linus

2011年02月01日

自炊業者の違法性

紙の書籍や雑誌を裁断し、デジタル化してパソコンやタブレット端末に取り込んで電子書籍とする「自炊」行為ですが現在は需要が増え、自炊行為を代行したりサポートする業者が大量に出現しています。自分で購入した書籍を自分で自炊する行為は今のところ、法的な規制がかかっていませんが、代行やサポートする業務は違法スレスレの危うさがあり、出版業界は対応に追われているようです。

そんな折、「自炊の森」という、自炊をサポートする業者が登場して物議を醸しています。自炊の森は、店内に裁断済みのコミックとスキャナーを用意して有料で自炊作業に提供しており、著作権をめぐって議論が改めて巻き起こりました。
さらにインターネット上で自炊の森に対する批判が集中し、一旦、サービスを停止しましたが、1月21日から改めて自炊のサービスを再開する予定だそうです。

これに対して出版社は、書籍の奥付けに「購入者以外の電子書籍化は認められていません」と明記するなど、対応に追われているようですが、新刊が紙の書籍だけではなく、電子書籍としても同時に刊行されない限り、こうした自炊をめぐるトラブルは今後も続くと見られています。

「自炊の森」で用意されたサービスは、昨年の12月27日に東京・秋葉原で試験的にオープンしたもので、利用者は店舗内に用意された裁断済みのコミックをスキャナーで電子化し、持ち変えることができるサービスとして提供されていました。一冊当たりの料金が設定されており、見方によっては明らかに私的複製の範囲を超えています。

著作権法違反は親告罪ですので、告訴がなければ犯罪として成立しません。ただし、電子書籍のコピーが個人ユーザー間で大量に広まれば出版社の利益減退は目に見えていますので、今後の電子書籍の行方はますます注目する必要がありそうです。



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Posted by Linus at 15:20│Comments(0)
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